2月も半分以上終わりました

大雪で大変な地域もありました。
自然の力は時として、人間の生活に大きくのしかかります。

さて、今日は母と子のお話です。
ある日泣いている出産後のお母さんがおられました。
理由を聞くと実母さんに「がんばりが足りないから帝王切開になったんや」と言われたらしい。

「私、がんばらなかったでしょうか?」
「そんなことないよ」
「辛い…」
「お母さんに伝えた?」
「…言えない…いつも」
「私からそれとなく言おうか?」
「はい…」

実母さんが見えたので、帝王切開の方は、帝王切開になったことを悩む人が多い事
それが育児に影響を及ぼすこともある事
そんな感じで言いました。

実母さん
「そんなん仕方ないですやんねえ(帝王切開になったこと)」
「…そうですよね?!」
うーうん。そんな悪気なさそうかな。
ご本人も苦笑い

それで終わったと思ったら次の日
「今度は、母乳の量が少ないのはでしっかり吸わせないから」と言われたとか。
母乳の出がよけい悪くなるかも…
そのお母さん流の悪気のない励ましなんですね。

でも「その言葉しんどい」と娘さんが、言い返せない方も意外とおられる。
小さい頃からそんな関係みたいです。
でも少しづつでも気持ちを伝える事は大切かもしれません。

勇気をだして。
そこからさらにお母さんと娘さんの関係が発展するのかもしれません。
娘さんもまた母になられたのですから。

永井

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